アカハラ(左) シジュウカラ(右) 写真:小林 美珠
『甘利山の自然』より(韮崎市発行)(文:秋山樹好氏)
(1) 獣類
特別天然記念物であり県の獣に指定されているカモシカ(ウシ科)がたまに千頭星山まで下りてくることがあるそうである。鳳凰山には40頭ぐらいいることが確認されている。
甘利山には、キツネ(イヌ科)、タヌキ(イヌ科)、ノウサギ(ウサギ科)、リス(リス科)、ムササビ(リス科)、モモンガ(リス科)、ヤマネ(ヤマネ科)、コウモリ(翼手科)。
(2) 鳥類
甘利山には、次のような鳥類がいる。
スズメ、キセキレイ、ツバメ、ムクドリ、カラス、コカワラヒワ、ホホジロ、オナガヒヨドリ、ヒバリ、ウグイス、キジバト、トビ、センダイムシクイ、エナガ、シジュウカラ、カッコウ、ツツドリ、カケス、モズ、ヤブサメ、ヤマガラ、コゲラ、ヤマドリ、コルリ。
(3) 昆虫類
貴重なものとしてギフチョウ(アゲハチョウ科)がいるが、年々減少してきたのは残念である。
このほかクモマツマキチョウ(シロチョウ科)、ミヤマシロチョウ(シロチョウ科)がいる。
(4) その他の生物
さわら池にはイモリ(イモリ科)がいる。フナを放流したことがあるが、現在では数匹しか見られない。
は虫類ではジモグリ(ヘビ科)、ヤマカガシ(ヘビ科)、マムシ(クサリヘビ科)、トカゲ(トカゲ科)がいる。